校長室より

■6月24日(火)
 昨年度から南中で取り組んでいるSE事業(スクールエンパワーメント事業)に関して、大阪府教育委員会の担当の先生方に訪問指導をしていただきました。
 3時限の授業をみていただき、その後意見交換を行いました。
 府教委の方々からは、「学校は落ち着いていますね。」「生徒への言葉かけが丁寧ですね。」といった感想をいただきました。
ご指導いただいた内容は、今後の学校の取り組み生かしていきたいと思っています。
≪全校朝礼の概要です。≫

 今日は、三つのうれしかったことの話をします。
 一つは、修学旅行で民泊先の方から、「子どもたちよく頑張っていました。りっぱでしたよ。」と話していただいたことです。2年生の宿泊学習や1年生の日高川町への校外学習でも、よく頑張ったということを聞いています。
 二つ目は、地域の方から、「南中学校の生徒は礼儀正しいですね。きちんとあいさつをしてくれます。大変気持がいいですよ。用事で学校に来た時も、あいさつをしてくれますよ。」とお聞きしたことです。
 二つ目は、各学年の何人かの先生から、「授業が大変やりやすい。授業をするのが楽しいです。生徒たちもよく頑張っています。」と聞いたことです。

 各学年の行事が終わりました。これらの行事の取り組みの成果を、普段の学校生活に生かしてほしいと思っています。
学校生活には、行事や委員会活動、部活動などがありますが、その中でも、みなさんの学校生活の中心になっているのが授業です。
 先週、美術、理科、国語などの研究授業を実施しました。研究授業はみなさんにどうすればわかりやすい授業ができるかということを先生が勉強するためのものです。
 先生方もわかりやすい授業をするために努力をしていますが、授業は、先生だけでなく、みなさんと一緒につくりあげていくものです。
 先生方とみなさんで、もっともっといい授業をつくりあげるために、今日から、つぎの二つのことを目的に、先生方全員がいつでも自由にお互いに授業を見学をしたいと思っています。
 ・他の先生の授業をみることで、先生が授業について勉強をすること。
 ・みなさんが、もっともっと授業に集中できるようにしたいということ。

 中学校では、3年間で約3000時間授業を受けます。各学年約1000時間になります。
 この3000時間の授業をすこししっかりと受けるのか、いいかげんにするのか、3年間では大きな違いがでます。
苦手な教科もあるだろうし、時には、めんどうくさい、しんどいなあと思うこともあるかもしれません。しかし、その時に、もう少し頑張ってみましょう。
頑張って授業に集中してみましょう。毎日、小さな頑張りを積み重ねていきましょう。
そして、みなさんと先生方が一緒になって、いい授業をつくりあげていきましょう。


■5月30日(金)
平成26年度、南中校区では、大阪府教育委員会の「豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業」を実施します。
この事業は、中学校区の四つの小中学校が連携しながら、家庭・地域と協働、連携しながら、つぎの取り組みを行うことで、子どもたちの道徳性の育成を図っていくことを目的にしています。
・道徳教育を一層充実することで、思いやりや規範意識などの道徳性をはぐくむ。
・子どもの主体的な活動の充実により、仲間とともに活動することの楽しさや達成感を感じさせ、次の活動への意欲を高める。
・子どもの多様な頑張りが認められる場を設定し、自己肯定感や意欲を高める。
・「こころの再生」府民運動と関連した取組を地域と共に推進することで、地域の中で自分が大切にされているという喜びを感じさせ、自己肯定感を高める。
これらのことを目的に、生徒会や各学年で工夫をしながら、いろいろな取り組みをしています。
その中で3年生では、『ちょっと心に・・・』という表題で、学年の教師が心に残った文章を、隔週の朝学活の時間に生徒たちに紹介をしました。6月の通信では、30日の朝学活で3年生が読んだ文章を記載しました。
これからも、機会があれば学校で道徳の授業で使っている、資料を保護者の方々にもお知らせをしたいと思っています。
是非、ご家庭で、お子様と一緒に読みながら、話し合ってみてください。


■4月の通信に「本気」という詩を掲載しました。
 相田みつおさんの詩で、昨年度の図書委員会の生徒が、みんなに読んでほしいと選んだしです。
   『本気』    相田みつを
   なんでもいいから
   本気でやってごらん
   本気でやれば
   たのしいから
   本気でやれば
   つかれないから
   つかれても
   つかれが
   さわやかだから


■4月8日(火)
平成26年度のスタートにあたって

校庭に満開の桜の中、4月4日(金)に167人の新入生を迎え、入学式を行いました。御来賓の方々や小学校でご指導いただいた先生方はじめ、たくさんの保護者や地域の方々にご出席をいただき、感謝しています。本当にありがとうございました。
入学式にあたっては、式場の準備や新入生への歓迎のあいさつ、吹奏楽部の演奏等、2年生3年生が大活躍をしました。
かわいらしい新入生の姿を見て、子どもたちの「さあ、がんばろう!」という中学校生活への意欲と意気込みを感じました。
式辞の中で、新入生に対し二つ話しをしました。
一つは、「真面目にコツコツ努力しましょう。」ということです。今の時代、真面目にコツコツ努力することは恥ずかしい、かっこが悪いというような風潮がありますが、南中学校では、真面目にコツコツ努力すること、一生懸命はとてもすばらしい、かっこのいいことだということを生徒に伝えていきたいと思っています。
日々の小さな努力を、コツコツ積み重ね、充実した中学校生活をおくることで、大きく成長してほしいと願っています。
二つ目は、「何か困ったことがあったら、一人で悩まず、必ず誰かに相談してほしい。」という話をしました。
中学生活の中で、悩んだり、壁にぶつかったりすることもあるかもわかりません。しかし、保護者の方々や多くの友達や先輩、また地域の方々が、どんな時でも子どもたちをしっかり見守っている、応援してくれているんだということを忘れないで、安心して新しいことに積極的にチャレンジしてほしいと願っています。
この二つのことを、心にとめながら、503名の生徒と教職員が力を合わせ、明るく楽しい狭山中学校をつくっていきたいと思っています。
保護者の皆さん、地域の皆さんにおかれましては、本校教育活動へのご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。